劇場・リポート

Reports

長岡市立劇場のリポートをお届けします。

【職場体験レポート】思い出の跡

9月26日、27日に南中学校の生徒さんが職場体験に来てくれました!
職場体験の一環で、劇場を紹介する劇場リポートを作成してくれたので、ぜひご覧ください。

長岡市立南中学校3年の山本あやのです。吹奏楽部でトランペットを吹いています。
吹奏楽関係だけでなく、学校行事などでもお世話になっている市立劇場さんのお仕事の裏側を知りたい、普段は見られないところを見たいという思いで職場体験に来ました。

今日は、私の大好きな市立劇場の場所について紹介します。

私が特に大好きな場所は「舞台袖」です。
お客さんとして来るときはなかなか知ることができませんが、私にとっては思い出の詰まった場所です。吹奏楽コンクールの入退場、ホール練習、定期演奏会や、学校行事の劇のナレーションでよく行きます。
人の少ない静かな中で考えても出番前の人を送り出す感覚や、その時の香りなど、まるでたくさんの人がいるかのように鮮明にその様子を思い出させてくれます。
緊張、高揚、不安、興奮。お客さんに見えていなくてもたくさんの人の様々な気持ちが生まれるその場所は舞台の上よりも思い出に残る場所なのではないかと思います。

今回市立劇場の職場体験をさせていただいて、安心してスムーズに予定を進めていけるのは、たくさんの方々のおかげなのだと改めて感じることができました。
また、今年は51年目というのを忘れさせてくれるほど、きれいで整った空間がそこにはあり、大切に、いろいろな人から愛されている場所であることを具現化したようでした。
私自身も、今まで以上に市立劇場に感謝の気持ちを持って利用させていただきたいと思いました。
たくさんの思い出の詰まったこの市立劇場が私は大好きです!